AGAは進行性の脱毛症で放っておくと薄毛が目立ってきます。
最近では20歳代のAGAも増加傾向にあります。
薄毛に気が付いたら早期治療が大切です。
AGAの特徴は進行パターンにあります。
前頭部の生え際から後退していく:M型
頭頂部から薄くなっていく:O型
この進行行程は『ハミルトン・ノーウッド分類』と呼ばれ、薄毛進行の目安とされています。
【AGAの原因】
AGAの原因は遺伝的な要素と男性ホルモンの変動が重要な関りを持つと考えられています。
男性ホルモンのテストステロンが還元酵素と結合し変換され、ジヒドロテストステロン(DHT)を作り、このDHTが毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体と結合することにより、ヘアサイクルが乱れて薄毛になります。
AGAの改善にはDHTの活動を抑制して治療をします。
【ヘアサイクルの乱れについて】
髪の毛には1本1本寿命があります。
常に伸びては抜けてをくり返しています。これを毛周期(ヘアサイクル)と言います。
髪の毛が太く成長している:成長期
毛球が退縮し、毛髪の伸長が低下する:退行期
毛球が活動をやめ、毛髪が脱落する:休止期
ヘアサイクルはこの3つのステージがあります。
AGAになるとこのヘアサイクルが乱れ、成長期が短く毛髪が太くなる前に生え変わってしまいます。
そのため薄毛になってしまうのです。
AGAは進行性のため、早期の治療をおすすめします。
気になった方は医師にご相談ください。